ぼられる程度のことならいいけど
私はこのチェンマイに移住する前に、タイを数回か訪れていますが、今までに犯罪に当たる被害の経験は一度もありません。
ずっと昔バンコクでトックトクに乗り、遠回りされて代金を言っていた金額よりもぼられたりしたけど、このチェンマイでも同様のことがたまにあります。
その程度のことに腹を立てても仕方ありません。今では、ソンテウに乗る時、だいたい市内では20〜40バーツで行くことを知っているので、100バーツと言われると、さっさと次のソンテウに交渉することにします。
観光客が多いハイシーズンには、ぼられる程度のことはありがちですが、チェンマイでは規制も行き届いているのか、あまりひどいケースはないように感じます。
かたや、大都会のバンコクでは色々と日本人の旅行者が犯罪にあっているようで注意喚起がうながされています。被害記事があちこちのサイトに出ていますし、在タイ日本大使館もこのような邦人が詐欺にあう事例がたくさん報告されているので気をつけるように呼びかけています。
昨年暮れにはこのような記事がありましたので紹介しておきます。
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《newsclip》より転載
2018年12月27日(木) 21時34分(タイ時間)
バンコクで邦人の路上詐欺被害多発 在タイ日本大使館が注意喚起
【タイ】在タイ日本大使館は27日、バンコク都内、特にスクムビット通り沿い、シーロム地区、サトン地区で日本人が詐欺にあい現金をだまし取られる事件が多発しているとして、注意を呼びかけた。
手口は、自称台湾人(もしくは香港人、シンガポール人、韓国人)の「リンジョー」、「ユージン」、「ウェイリン」などと名乗る女性が「パタヤからバンコクに移動するバスの車内で旅券や財布など全財産を盗まれた」「無一文となり、今夜泊まる予定のホテルにもチェックインできないので、お金を貸してほしい」などと言って近づき、同情を引くように仕向け、現金をだまし取るというもの。
自称シンガポール人で航空会社のパイロットを名乗る男が偽の名刺を手交して信用させた上で、「キャッシングができず困っている」「シンガポールの友人からあなたの口座に送金させるので立て替えてほしい」などと言って近づき、現金をだまし取るという手口も報告されている。
いずれも古くから存在する詐欺で、大使館やガイドブックなどが繰り返し注意を呼びかけているが、被害が後を絶たない。
まずは防犯対策することが大事
東南アジア諸国や諸外国に旅している方々にここでよくお会いする機会が時々あるのですが、ベトナムでは、知らぬ間に肩から斜め掛けしていたポシェットを切られて財布を取られたとか、クアランプール空港で置き引きというかあっという間に携帯電話を取られたとか、バリ島ではスリにあったとか、ひったくりの話をよく聞くことがあります。
また、スペインでは、バスの荷物入れに入れたはずのスーツケースが紛失、盗難にあったとか。ギリシャでは入国して空港外へ出た途端、前掛けしていたバックパックをひったくりされて、パスポート、カード現金を取られて、大使館に駆け込むという話も知人から聞きました。
日本は世界的に見ても安全な国なので、日常的に、スリや盗難のことなど考えることもなく、のんびりと気楽に暮らすことができるので、その感覚でやはり東南アジアを旅するとこう言った被害にあうことが多いと思います。
外務省が出している海外安全ホームページを見てみても、今のところ、タイは安全な国のようですが、タイ国内を見てみるとバンコクはやはり注意する方がいいですね。大きな被害でなくても、旅やロングスティでやはりこういった被害を受けると、その国に対する印象もガラリと変わります。くれぐれも防犯対策をすることをオススメします。
具体的には、日本の常識は外国では非常識と考えること。海外安全ホームページで治安状況を調べておくこと。日本人は狙われやすいという認識を持つこと。人ごみの中に行くときはスリに遭うことがあると特に注意する。
カード、パスポートなどはコピーをとっておきいざという時に備える。もし盗難似合えば、届けを出してすぐカード会社に連絡する。などなど、自衛することが何よりです。
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