ヌサラーさんの織物工房を訪ねてきました。

ヌサラーさんは北タイの織物研究家 

北タイの織物研究家ヌサラーさんのお店はチェンマイ でも有名ですが、先日 彼女の工房を訪ねる機会を持てました。私自身、布が大好きでバリのイカットやインドネシアのバテック、タイではカレン族の手織り布などを少しですが買い集めたりしているので、とても楽しみにして彼女の工房に向かいました。

市内から30分ほど近郊のハンドン地区の村の中、緑に囲まれた住宅地の中の広々とした素敵な工房でした。隣接して建築家のご主人が建てられたというとてもユニークな竹の家もあり独特なタイ風の空間が醸し出されていました。 たまに、スタディツアーなどや織物や見学やワークショップでいかれる方たちも多いのか、駐車スペースや別棟にお茶するエリアとかあり、タイの伝統文化を深く知るにはとてもいいところではないかと思いました。

1980年代にヌサラーさんがチェンマイから南西に3時間半のところにあるメーチェム村を訪れた際に、その村に残された織物技術に惚れ込んでしまい、それ以降、その地に住まわれて織物の復興に力を注がれてきたようです。今でもメージチェム村は織物の盛んなとところだのようですが、きっと、ヌサラさんのご助力も加わり、消滅せずに今に至っているのではないかと思います。

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また、各地でワークショップを開いたりして、指導や普及に務められているようですが、20年前にも何度か来日されているとかでおそらく親日家ではないかという印象を受けました。始終、笑顔を絶やさない素敵な女性です。

工房の2階に上がると、古布や様々な織物がかけられていて、まるでそこはミニミュージアムのようでした。ほとんどが正装用の腰巻布で、浮き織りというのでしょうか、いろいろなん文様がそれはそれは目にも鮮やかに織られていました。

草木染めの天然染料で染められた糸で織られたもの、化学染料の糸のもの、タイ族の織物が多いこと、織り込まれた幾何学文様も意味があるそうで、ひし形の文様は精霊を信ずる人々が好んで使われるパターンだとか、その周りの図柄は燭台を意味するとか、色々とお話を伺いました。かなり専門的な内容もあり、織物を専門にしておられる方には最高のレクチャーになることは受け合いです。

アトリエの階下には、数台の手織り機がおかれていて、2名の若い男性の方が作業をされていました。図柄のデザインの図を見ながら、細かい糸を織り込んでいる作業をされていましたので、少し話しかけてみると、どうも腰巻の下の部分を作っておられとか、その部分の製作だけで1ヶ月かかるとか言われていました。

それほど、精巧に作られていないと思える手作りの織り機から、様々の美しい織りが出来上がっていくのは本当に驚嘆すべきことですよね。腰に糸を結びつけて、人が機織り機の一部になる織り方なども残っているらしく、北タイの織物はしばらくは、機械化なんて全くの無縁なまま保存されていくのではないかと思いました。

 

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ヌサラーさんのセレクトショップは必見

そんなヌサラーさんが18年前にオープンしたセレクトショップは、チャランラート通りにあります。とても古い建物ですので、見過ごさないようにされてください。

中に入ると、円形の開口部の雰囲気がなんとも中国的か日本的なのかそても素敵です。ヌサラーさんにお聞きしたら丸(サークル)がとてもお好きだとか、、で笑っておられました。くぐり抜けると池があり、鯉が泳いでいます。その池の踏み石をまたいで行くと、その奥に緑の木々がたくさん植えられたお庭のような空間があります。

そこに彼女がプロデュースした商品がたくさんおいてあるのですが、なんとなく日本の庭園みたいな気がしました。きっと、何度か来日されていたので、京都も来られたこともあるとかで影響を受けられたような気がします。この店内を見にくるだけでも価値があるかもしれませんね。

若者向きではないけど、外国人好みとタイの伝統的なデザインをミックスしてある洋服が多いですし、どちらかというと渋めで落ち着いた感じのものが多いですので、ぜひ興味のある方は訪ねてみてください。

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